日本映画とグラフィズムの結節点を見る「日本の映画ポスター芸術」
February 10th, 2012「日本の映画ポスター芸術」が東京国立近代美術館フィルムセンターにて、3月31日まで行われている。
かつて、映画作品を宣伝するには欠かせない存在であり、劇場や街角を埋め尽くしてきた映画ポスターは、日本の場合、製作・配給会社の内側で作られてきたため、ポスターの作者やアート性にフォーカスされることは少なかった。
しかし、今、これらをグラフィック作品としてのすばらしさと時代背景を合わせて見ていくと、日本ならではの映画芸術の"顔"を違った側面から見ることが出来る。
1930年代の松竹映画で活躍した河野鷹思や戦後の日本映画ポスターに女性美を刻んだ挿絵画家の岩田専太郎など、映画黄金期には様々な芸術性が宣伝メディアとしての映画ポスターに盛り込まれていった。そして、60年代には、横尾忠則や和田誠、粟津潔といった新世代のデザイナーが台頭し、旧来のスタイルを変革していった。今回、展示されている100点以上のポスターを通じて映画とグラフィズムとの結節点を探ってみてはいかがでしょうか? グラフィックデザインに興味のある方は必見です。

『火の馬』デザイン:檜垣紀六
(日本公開1969年、監督:セルゲイ・パラジャーノフ)

『尼僧ヨアンナ』デザイン:大島弘義
(日本公開1962年、監督:イェジー・カワレロヴィッチ)ATGの第一回配給作品

『リトアニアへの旅の追憶』デザイン:粟津潔
(日本公開1973年、監督:ジョナス・メカス)

『大人は判ってくれない』デザイン:野口久光
(日本公開1960年、監督:フランソワ・トリュフォー)

会場 東京国立近代美術館フィルムセンター展示室
会期 ~3月31日(土)
会室時間 11:00-18:30(入室は18:00まで)
休室日 月曜日
観覧料 一般¥200 大学生・シニア¥100 高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則一名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
東京都中央区京橋 3-7-6
03-5777-8600(ハローダイヤル)
■info.
東京国立近代美術館フィルムセンター tel.03-5777-8600(ハローダイヤル)
http://www.momat.go.jp/FC/fc.html
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